クリーンディーゼル車のメンテナンス!

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DPF【黒煙除去装置】の洗浄・PM【粒子状物質】の分散

インジェクターとDPFのメンテナンスやクリーニングを!

排ガス規制が進んでいく中、クリーンディーゼル車を製造するすべてのメーカーが黒煙除去装置【DPFやDPD,DPR,UDPC等、以下DPF】を導入し、PM【粒子状物質】をフィルタリングすることで補うようになりました。
クリーンディーゼルの仕組み

 

DPFって何?

ディーゼルエンジンから排出されるPMを集めてくれるフィルターの役割を務めます。DPFは集めたPMを高温で燃焼し、フィルター機能を自分で再生させています。(連続再生方式/自己再生方式)

ただし!自動で詰まったPMを燃焼(フィルターの自己洗浄)してくれるのは一定条件下での走行中です。燃焼するにはエンジンを暖気する「熱」が必要で、渋滞時などの低速走行時やちょい乗りの繰り返し、アイドルストップ時など、エンジンを暖気できない状況ではDPF(という名のフィルター)がPM(という名の粒子状物質)をせっせと集めても燃焼(フィルターの自己洗浄)ができないため、フィルターとなっているDPFにPMが溜まり続けます。(長期間交換していない換気扇フィルターのようなものです)
PMが溜まるとDPFが「もう無理です」のお手上げ状態となり、「手動再生してください(フィルターが詰まってるのでお掃除してね)」と警告等を発動します。←DPFの窒息状態

このような事を繰り返すとDPFがダメージを受け、再生時間が長時間化したり、再生のお願い頻度が早くなるなどの症状が出始め、最終的にはDPFの交換(高額修理)をするハメに(-_-;)

エアコンフィルターなどとは違い、自己再生してくれるので綺麗になっていると錯覚しがちですがやはりフィルターですから、たまにはメンテナンスをしてあげないとだんだんと薄汚れが溜まっていきDPF内に堆積していきます。

クリーニングはDPF内を洗浄し、DPF再生時の燃焼状態を改善します。


弊社ではDPFを取り外さずに作業を行いますので、作業時間・作業工賃ともに従来の方法に比べると半減します。
これまではマフラーを外してDPFを洗浄し、また取り付けるという工程だったので2~3日程度はお車をお預かりしていたのですが、今やDPFを外さずに作業ができるようになったため、数時間で作業が終了します。そのため、工賃も65000円程度からだったものが36,600円(税別)から行えるようになりました。※ハイエースやカムロード・2tトラックなど

DPFクリーニングのついでにインジェクションもクリーニングすれば更に効果的です。
いわばエンジンに係わる部分は心臓です。

心臓に向かう血管が詰まると心筋梗塞おこしちゃうのと同じ原理で、車もエンジンに向かう血管部分であるインジェクションや排気を促すDPFなどの機関が故障すると車両寿命にかかわります。最悪の場合にはエンジンが止まってしまうので、ディーゼルエンジンの車に乗られているかたは、DPFとインジェクションのメンテナンスを定期的に行うようにお勧めいたします。
ディーゼルエンジンはメンテナンスさえ怠らなければすごく強いエンジンですので、是非御検討くださいませ。

御相談はお気軽に弊社までお問合せください。

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